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甲府工廠

製作したフィギュアの紹介をしています
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1/12 improv H+


トレフェスNEOにて「1/12 improv H+」を販売しました。
組み立ての解説をさせていただきます。

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黒髪パッツンは正義。
同人誌「improv H+」陽寄瑞貴さん著作のヒロインをフィギュア化したキットです。
彩色見本は半日くらいで作りました。
サクッと可愛い黒髪パッツンを完成させましょう。


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まずはパーツ確認をお願いします。
写真に撮り忘れましたがこの他に両手のパーツとブラ紐、瞳デカールが付属します。

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最初にブラウスを組み立てると作業がスムーズに進むかと思います。
わかりづらいですが、左腕の上あたりにパーツ5を瞬間接着材で接着してください。
複製の都合上、この箇所を分割せざるを得ず……申しわけありません。

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パーツ5を接着したのち、襟のパーツ4を上から貼り付けてください。
こちらは髪のパーツと干渉するので擦り合わせを十分におこないましょう。
袖パーツは仮組みをしたうえで内側から瞬着パテで隙間埋めをしつつ接着すると楽に仕上げられると思います。

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この状態を目指してください。
影色はラッカー系のサフレスピンクを瓶生で使用しました。

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続いて胴体。
肌色レジンでの複製をしたので素肌は塗装しなくても大丈夫ですが、気泡など目立つ個体もあるので基本的には塗装を推奨します。
ランジェリーはピンク色で。こちらは作者さんからカラーの確認を取りました。
けれどもガレージキット作りはユーザーの自由なので好きな色で塗ってオッケーです。可愛い色の下着を履かせてあげてください。

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シタデルカラーを使って塗りました。白下地で透けさせたいところは肌色のままな感じです。

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白下地の上からタミヤエナメルのクリアにマゼンダを少し入れた塗料を塗るとオシャレなランジェリーになるかと思います。生地のシワを意識して差し色をするとワンランク上のエロさを演出できるかも。

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工程が前後しますがブラウスの袖は彫り込むような感じで処理してください。
彫刻刀の丸い刃先のものを使うと楽です。

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手のパーツを埋め込みます。右手は袖の中に隠れ込むようにしてください。

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追加工作で袖にボタンを付けるとリアルになります。

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前髪パーツは先にカチューシャ部分の影色をエアブラシで吹くとマスキングをしなくていいので楽です。
髪を筆塗りする前提ですが1/12スケールだと筆ムラがあまり気にならないため楽できるところは楽した方がストレスなく作れると考えています。

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リボンなども筆塗りしました。

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ブラジャーの紐です。
キットに合わせて切り出してください。鉛板なので触ったあとは手を洗いましょう。また、塗装するためにプライマーを塗るなどしてください。

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塗装はシタデルカラーでおこないました。

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バストサイズはAカップですが、ブラ紐を写真のように浮かせると可愛いです(大事)

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瞳デカールが付属します。
自家製のデカールなのでトナーが流れやすい性質があります。クリアコートしていますが表面に水がつかないよう気をつけて台紙から剥がしてください。

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眉はハの字で。
前髪にかかって見づらいですが困り顔なのです。

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慎重にクリアコートしたうえで瞳に色を塗ってあげてください。
エナメル系のクリアレッドにレッドブラウンを混色したものをクリアで溶いて塗装しました。
「あずき色」を目指すといいです。

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写真を撮り忘れましたが、タミヤのウェザリングパステル「ピンク」を使って頬を染めてます。

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完成。

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夢のAカップ。

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ブラ紐かわいい。

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パンツのシワが大好き。

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同人誌「improv H+」を読むと製作が捗ると思います。

このように作り方をまとめてみましたが、あくまでも原型製作者の作り方です。
これが正解ではないので好きにお作りください。

また、塗装などもランジェリーのピンク生地を塗らず「透明」にしてみたり、目線を逸らした表情に変えてみるのもおもしろいかもしれません。

製作について困ったことがあればTwitterアカウントの方にお問い合わせいただければアドバイスできるかもしれません。お気軽にどうぞ。
それと完成報告などいただければ、とても嬉しいです。

お買い上げ、ありがとうございました。







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1/12 ジャーヴィス

ワンダーフェスティバル2019wにて販売した「1/12 ジャーヴィス」の製作レビューです。

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イギリス艦、かわいいですよね。ベレー帽もお似合いです。

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まずはパーツチェックをお願いします。こちらは本体。

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艤装です。欠品対応はイベント終了後、一週間とさせていただいてます。

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本体の組み立てについては、それほど悩むところはないかと思います。
二本ある髪だけは取りつける場所がわかりづらいので写真を参考に接着してください。

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インナーは水色にしました。
スカートのパーツを裏から薄く削れば、いい感じに透けるように作っています。強度に気をつけつつポリッシャーなどで生地を薄くしてあげてください。

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続いて艤装の組み立て方です。

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5連装魚雷は写真を参考に組み立ててください。プラ板は魚雷管の上にバランスを見て貼るとそれらしくなります。
また、台座にピンバイスで穴を空け、魚雷本体にプラ棒を仕込むことによて稼動させられます。

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マストは付属の真鍮線を現物合わせで切って使ってください。
本体と艤装の接合箇所は場合によってうまくハマらないこともあるので軸打ちを長めにしておくと作業が捗ります。

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左右に展開する魚雷装置と後部の艤装の接合は円筒形のパーツをかみ合わせる形で接着してください。
軸打ちは接着後、写真のようにピンバイスを使って貫くように開口するとやりやすいかと思います。
重いパーツを支えなければいけないので、ここの軸打ちは念入りにするようお願いします。

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本体とくっつけるとこのようになります。髪と干渉しやすいので仮組みを念入りに行ってください。

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じつはこのジャーヴィス、ワンフェスの前日に複製作業をしながら六時間ほどで作ったものです。
そのため仕上げが粗く、焦ったこともあって瞳ペイントも理想どおりとはいきませんでした(なんだか目がキラキラしてて別キャラみたい……)時間ができたらリペイントしょうと思っています。
もし、これから作ろうという方がいれば付属のデカールを展示作よりも少し上に貼ってくだされば、だいぶ原作のイメージと近いジャーヴィスができるかと思います。

完成したらツイッターなどでアップしてくれると作者はとても喜びます。
それではお買い上げありがとうございました。
1/12 ジャーヴィス、figmaのウォースパイトさんと並べて飾ってあげてください。

1/35 鳩羽つぐ


ワンフェス2019wにて販売した「1/35 鳩羽つぐ」の製作レビューです。

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キットは3パーツ構成。胴体、脚、手の三つになります。
手のパーツが小さいのでなくさないように気をつけてください。

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白サフで表面処理を行い、黒、肌色、髪、影色の順番で塗りました。
つぐちゃんは淡い色合いが似合うキャラクターなので、フレッシュな肌色ではなく少し白色を加えて調色しています。

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作例ではサスペンダーをこのようにしてしまいましたが、動画を見たら背中で「×」にしていました。ようするにまちがってます。
付属のテープを使って「×」にしてください。

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ジオラマなどを作って飾るとおもしろいかもしれません。
以上、鳩場つぐの製作レビューでした。おわりー。

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ウェザーロイド Airi(ポン子)

ワンフェス2019wにて販売した、ウェザーロイド Airi 通称「ポン子」ちゃんの製作ガイドです。
ポン子ちゃんを作るときの参考になればさいわいです。

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ポン子ちゃん♡

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まずはパーツチェックをお願いします。甲府工廠ではイベント後、欠品対応を一週間で締め切っております。

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組み立て自体はそれほど難しくないかと思いますが、唯一要注意なのは髪のパーツです。パーツ⑤と⑦を合わせて後ろ髪の④に接着、それから顔を取りつける作りなのですが右腕パーツと干渉しやすいです。サイドの髪の裏を慎重に削いでパーツを摺り合わせてください。

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今回のポン子ちゃん、組み立てよりも塗装に時間がかかるかと思います。とくに着物の模様に苦戦する方が多いかと……。
自分はシタデルカラーで白、黄色、青の順で塗り重ねました。

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着物の黄色模様を、生地の青で塗り残す感じです。黄色で塗りましたが金で塗っても良いかと思いますし、エナメル塗料で模様を拭き取りながら描く塗り方もあるかもしれません。ご自身のスタイルで表現してくださればと思います。

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背中のリボンは完成すると見えませんがハイライトを入れました。

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順番が前後しますが、こちらはお腹の紐の結び目です。付属の0.4真鍮線(よじってある場合もあります)をこのような形にして……
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瞬間接着材で繋ぐと楽に作れる気がします。
細かい作業になるので、面倒だったらオミットしてもいいかと思います。

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付属の赤いテープはこのように糊で貼り合わせてください。

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背中と帯のあいだに赤いテープを挟み込むように接着し形を整えれば良い感じになります。
紙という素材の特性を活かし、簡単に躍動感のある帯紐を表現できるかと思います。
胸元のネクタイも付属の赤い紙を三角形に切り出して作ってください。レジンパーツより簡単にシャープなネクタイを作れるはずです。

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頭の「レモン」は……

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付属の透明プラ板を直径1.7センチに切り出し、デカールを貼って作ってください。光沢クリアでコートするとそれっぽくなると思います。
また、髪飾り(?)は付属の真鍮線をよじって紐状にして、先端にビーズを通して作ってください。
レモンの接着は任意の長さのプラ棒(ご自身で用意してください)で髪とくっつけるといいでしょう。
ビーズは紛失しやすいので気をつけてくださいね。

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金属パーツ「☆」は左耳に取りつけてください。瞬着だと失敗が怖いのでアクリル系の接着材を使うと良いかと思います。
ちなみに表面のクリアコートは肌パーツにツヤ消しクリア、他の部分は半ツヤクリアといった具合に変えています。髪のハイライトを描かなくても反射光でそれっぽくなるのでおすすめの表現方法です。

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以上です。
これで凄腕アニメーター「またたびーと」さんがデザインしてくれたポン子ちゃんの完成です。
明日の天気は蟹。





1/12 若おかみは小学生!

ワンダーフェスティバル2019冬にて販売した「1/12 若おかみは小学生! 関織子」の製作ガイドです。

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劇場版アニメが大ヒットしたせいか、当工廠でもお買い上げ下さる方が多く一時間ほどで完売してしまいました。
おっこちゃん、恐るべし。

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まずはパーツチェックをお願いします。甲府工廠はイベント後、一週間で欠品対応を締め切っております。

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基本的にガレージキットには気泡やゲートが存在するものです(すみません)
おっこちゃんの場合、首のあたりに気泡が残ってることが多いです。瞬着パテで補修している個体もありますが、カッターを使って胴体パーツと入念な摺り合わせをしてください。

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雪駄の切り出しはパーツが割れやすいので注意してください。
一応、アンダーゲートっぽくしておりまして、ランナーからカッターやノコギリで大まかに切り出したのち着地面を平らに、それから雪駄の先端を割らないよう注意してパーツを切り離せばよいかと思います。

画像を用意できていませんが、胴体パーツ下部に雪駄の接着箇所がモールドされています。ただ、パーツの具合などでうまく合わないこともあるので現物合わせで接着位置を決めてください。場合によってはモールドを無視して取りつけてくれればと思います。

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組み立て自体はさほど難しくないので塗装へ進みます。
今回、展示したおっこちゃんは肌色をエアブラシによるサフレス塗装、他はシタデルカラーによる筆塗りをしました。
帯などは光が当たる部分に明るいカラーを写真のように塗っています。それ以外の髪や着物はベタ塗りです。

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シタデルカラーはアクリル系の塗料で、臭いもなければ乾燥も早く、さらには筆ムラが出にくいという筆塗りの常識を覆すような塗料です。若干、お高いですがエアブラシ一式を揃えるよりシタデルの基本色を揃えた方が楽しいホビーライフをおくれるような気がします。

ちなみに髪の毛の塗装に使った茶色は「CADIAN FLESH TONE」です。瓶生でドンピシャな色でしたが、小説版は焦げ茶なので黒を混ぜるなど調色すると良いかと思います。着物は「TURQUOISE BLUE」だったかな? それに灰色を少し混ぜたものを使いました。

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続いてお顔です。
瞳デカールがついていますので慎重に切り出してお使いください。自作デカールなのでどうしてもインクが水に溶け出しやすくなっています。台紙の裏面に水が染み込んだらデカールがすぐ剥がれるので、極力、水に触れないよう顔に貼ってください。貼ったあと水性ツヤ消しクリアスプレーでコートすればインクが溶け出しにくくなります。
それから瞼や睫毛などをデカールの上から黒でなぞってあげると雰囲気が良くなるかと思います。

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瞳のハイライトはエナメル白(光沢)を使いました。爪楊枝でチョンと塗料を置いてあげると丸いハイライトを簡単に描ける気がします。

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頬の赤みはタミヤのパステルを使いました。

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ピンクを付属のスポンジでスタンプすると生気が宿るというか元気さを表現できる気がします。むろん、エアブラシで頬を赤めてもいいと思います。

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1/12スケールですのでドールハウス風のベースを作ったりすると面白いかもしれません。
以上です。うまくできたら、ツイッターなどで完成写真をアップしてもらうと作者はとても喜びます。
お買い上げありがとうございました。